2021.7.16 ritokei|「おいしい!たのしい!島の魚食図鑑」を読む島好きの会

東京の大学の福田さん

自己紹介

千葉県出身の、福田眞子です。9月の終わりに海士町にきて、ちょうど2ヶ月ほど経ちました。3月末までいる予定なので、あと4ヶ月ほどここ海士町で暮らします。

現在大学の3年です。コロナでこのような状況になる前は東京の大学に通っていましたが、今はここでオンラインの授業を受けながら生活をしています。

海士町に来るまで

知ったきっかけ

大学1年の時に、鹿児島県にある「宝島」という島へボランティアに行きました。それが私にとって初めての離島です。「宝島」は人口100人ちょっとのとてもとても小さな島です。その島での生活は普段の生活とのギャップがあまりにも大きく、そこから離島に興味を持ち離島の魅力にどんどんはまっていきました。

写真:福田眞子

南の方の島を中心に、旅行や、学習プログラム、民宿のお手伝いなどで、いくつかの島をまわりました。例えば、宝島、中之島、対馬、石垣島、波照間島、喜界島… 無人島の地ノ島、友ヶ島… などなど。他にもいくつも離島にいく中で、離島振興に興味を持つようになりました。そして離島振興について調べていると、必ずといっていいほど名前が出てくのが海士町。なので、ずっと存在を知っていて気になっていました。

来るきっかけ

東京で、海士町の「島前高校魅力化プロジェクト」のイベントがあり、教育自体に強い興味があったわけではないのですが、海士町について知りたかったため参加しました。そこで今回海士町に来るきっかけとなった人とお会いしました。その方のFacebookで「大人の島留学」への参加者募集の投稿を見て、大学の授業がオンラインの今しかない!と思い応募し、海士町へやって来ました。本来であれば休学をしなければ長期で来られないと思っていた場所なので、大学の授業がオンラインになりどこからでも受けられるというメリットを最大限に利用させてもらっています。

この島に初めて来て

この島の第一印象

島に初めて来た時に感じたのは、「栄えてる!」です。それもそのはずです。ここに来る前に人口が100人ちょっとの島に5ヶ月もいたのですから、2300人の島はとても大きくてとても栄えているように感じました。フェリーが港について、私たちを一番に出迎えてくれるのがキンニャモニャセンターです。最初はその建物を外から見て栄えているように感じたけれど、中に入ると木が多く使われていて、写真なども飾ってあり、とても優しい雰囲気の暖かさを感じられる空間でした。第一印象は「栄えてる」でしたが、実際に生活をしてみると、この島のスローガン「ないものはない」らしく、全てのものが満ち足りている訳ではないけれど、必要なもの、必要なことは全て揃っているように感じます。

私の感じる島らしさ

いざ港を離れて島の中に入っていくと、緑の多さに驚かされました。特に田んぼが多く、私は自然の中で育った訳ではないので決して懐かしいはずはないのに、なんだか懐かしい気持ちになりました。田んぼや山の豊かな緑と、少し先に見える鏡のような綺麗な海、そんな風景に島らしさ、田舎らしさが感じられてとても好きです。

島での暮らし

日々の生活

ここでは5人でシェアハウスに暮らしています。みんな学生です。「離島」と「シェアハウス」は、あまり馴染みのない組み合わせかもしれませんが、意外とそんなことはなく、私の住んでいる地区だけでも他に2つのシェアハウスがあります。初めて来る土地だったけれど、シェアハウスの仲間たちに何でも聞けるし助け合えるので、とても地域に入り込みやすかったです。

そんなシェアハウスでの楽しみの時間の1つがご飯の時間です。今日の夜ご飯を何にしようかと悩んでいると、玄関で扉をノックする音が。幸せが始まる音です。近所の人が、美味しいご飯を持って来てくれた合図。海産物が豊かな島らしい、タコ飯やサザエご飯、季節のものや採れたての野菜を使ったおかずなど、どれも美味しくて幸せな気持ちになります。お裾分け精神に、万歳!

休日の過ごし方

私は農作業が好きなので、休日はよく農家さんのお手伝いに行きます。自然を大切にして農薬を使わず有機栽培を行っている農家さんや、山から木を切り倒して原木椎茸を栽培している農家さんなど、島の豊かな自然を利用した素敵な農家さんがたくさんいるように思えます。さらに100歳近くになっても元気に畑仕事をしているおじいちゃんおばあちゃんも。そんな農家さんとお話をしながら作業をする時間は、とても有意義な時間です。そして作業の後には、どっさりと美味しいお野菜をいただきます。それを家に持ち帰って、シェアハウスのみんなと賑やかな夜ご飯を食べるのも最高です。

写真:福田眞子

たまに釣りもします。といってもまだ釣具を持っていないので、貸してもらって教えてもらって、まだまだ自分だけでは全くできません。けれど、あの釣れた時の感覚をまた味わいたくなってしまいます。タコ籠をあげるのもやらせてもらい、締め方も教えていただきました。どんどん逞しくなります。まだイカを釣れたことがないのでリベンジしたいですね。

海士町の好きな場所

まだ全ての場所を見て回れておらず、行ったことのない地区もありますが、一番好きな景色は夕焼けです。

写真:福田眞子

特に場所は決まっていません。仕事終わりの車の中、ちょこっと商店に行った帰りの道、お手伝いをしたあとの畑、どんな時にどんな場所で見る夕日も、毎回違ってとてもきれいです。もっと陽が落ちると、星空ももちろん美しいです。千葉で生活していた時は、建物の中にいることが多かったり、外にいても夕焼けが見えなかったりしましたが、今の生活では自然がとても身近に感じられます。